呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「主よ!」

アドベントに入りました。 讃美歌もそれらしくなります。 救い主を待ち望む歌。 苦しみにあえぐイスラエルの民の叫びに似た願いを歌います。 「主よ!主よ!御民を救わせたまえや」 この「主よ」という呼びかけが美しい歌です。 教会のHさん。私のひそかな憧…

アドベント

明日からアドベントです。 クリスマスツリーを飾り、回廊のイルミネーション、 そしてクランツ…明日の礼拝は、見違えるように思うことでしょう。 イエス・キリストの誕生を待って、 心を整えていく期間です。 この最も忙しいと言える時期に、救い主がお生ま…

蜜柑

形がよくないという理由で、安く販売されていた蜜柑。 味はいいですよ、といううたい文句に流されて、 たくさん購入しました。 暖かい部屋に置いておくといけないので、 涼しい廊下へ置いておこうと思っていた、その間に、 三つもダメになってしまいました。…

掛大根

今頃、畑には立派な大根が成っています。 とくに、菜の部分が見事に広がって、ふさふさしています。 つやつやとした菜っ葉をみると、おいしそうで、ついお料理を考えてしまいます。 大根菜はビタミンAに優れ、油と併せて摂ると効率的です。 ちなみに、 ビタ…

今年のわが一句

先ほど、雉同人のTさんからお電話がありました。 今年のわが一句の締め切りが近いので、 それについての問い合わせでした。 うっかりしていました。 例年ですと、締め切りは12月末、しかし、今年は11月末になっていたのでした。 お電話をいただいて、締…

富士山

二日間の日程で行われた「雉」全国大会は終了いたしました。 静岡の方々には、大変お世話になりました。 ありがとうございました。 たくさんの動画、写真を撮影いたしました。 こちらは、できるだけ早く整理して、皆様へお届けしたいと思います。 ただ、残念…

全国大会

「雉」全国俳句大会が開催されます。 明後日、24日・25日にかけて、静岡で行われます。 事前投句の締め切りは6月末日でしたので、それは終わっています。 残るは大会当日の吟行句、2句です。 これが問題で、このために北陸勢は前日入りをいたします。 私は…

枯れ木も山の賑わい

聖歌隊の練習、いよいよ終盤。 しかし、問題、いまだ多し。 昨年はソプラノが少なく、助っ人を導入しての本番でしたのに、 今年はソプラノばかり。 アルトと逆転して、アルトは、たった二名。 そのうちの一人が私ですから、心もとない限りです。 「もっと大…

紅葉

五年前、維持できなくなって、楓の木を伐採しました。 それから、あちらこちらに楓らしき葉が芽生えて、 それは、柔らかな草のようでもありました。 実生だと気づいたのは、随分あとになってからです。 長い間、私たち家族に秋を楽しませてくれた楓の子供で…

室の花

今日は句会でした。 昼食を共にして、特別な句会となりました。 おいしくて、楽しくて、いつにもましていい句会でした。季語「室の花」は、室内で育てられているお花を言います。 たくさんのお花に囲まれて、家も、食卓も温かになります。 もちろん、お花に…

秋の声

秋になると、空気が澄んで、 物音がいつもより響いて感じることがあります。 自然の物音のなど、例えば、枯れ枝が鳴る音とか、 ふいに大きく聞こえ、ドキッとさせられます。昨年、公園で転んだ姉を助けてくださったアメリカ人宣教師を訪ね、 その教会へ出か…

時雨

今日は、一日、冷たい雨でした。 日ごとに寒さが増して、身体も心も鈍くなりつつあるような、 そんな恐れを抱いた一日でした。時雨も立派な季語ですね。 今日は、次回の句会の準備を済ませ、あとは俳句をそろえるだけとなりました。 俳句は難しくて、何度も…

澄みわたる大空

人とは勝手なもので、 上手くいかなければ落ち込むし、 上手くいったらいったで、いつか崩れるのではないかと心配になります。今、自分が不幸だと思っているときは、なぜ、こんなことがと不平を言うし、 幸せだと思っている人が、この幸せがいつまで続くのか…

イエスの顔

教会婦人会例会。 井ノ川先生のお話、「画家たちはキリストの復活をどのように描いたか」。キリストは甦り、弟子たちに現れてくださいました。 十字架上のイエス・キリストの姿よりはるかに少ない復活のイエスの絵は、 それでも多くの画家たちに描かれていま…

菊菜

胡麻和えをしようとして、見るとすり胡麻がありません。 そこで、擂鉢を取り出し、黒胡麻を入れようとしたところが、 賞味期限が、ちょっとだけ過ぎていました。賞味期限が過ぎているのだから早く使わなければと、 袋の中の胡麻を、全部擂鉢に入れて、せっせ…

走り蕎麦

手打ち蕎麦をいただきました。 色は黒めで、太めでした。 蓬のお餅が入っていて、ざっくりと骨太な感じがしました。 器が凝っていて、古代のすり鉢を模した形をしていました。 汁を飲んでしまうと、すり目が現れます。 今のように、たくさんの筋が入っている…

七五三の文化に親しんだ幼少期ではなかったので、 千歳飴に、長い間、憧れを抱いていました。 おいしそうな、甘そうな千歳飴を、実際に口にしたのは、 大人になってからでしたが、それほど甘いものではないことを知りました。今頃、神社では七五三で賑わって…

イエスの発見

十字架を見つめて生きると言いますが、難しいですね。 何事も形骸化してしまうのが、人間というもののようです。 十字架を言葉に表すことを目指していて、やはりこれも難しいです。特別なことを言うつもりはありません。 また、ただ、イエス・キリストが、十…

野菊

淡い紫の、小さな菊。 逞しく咲くという雰囲気ではなく、 頼りなげに風を受けている姿が似合います。 しかし、その素朴さゆえに、 むしろ強さを感じる方もあるかもしれません。大きな木の枠で囲まれた井戸が発掘され、 今は、埋め戻されて、復元されていまし…

雁わたる

雁の竿が見られました。 立冬を過ぎて、鳥たちは季節が動いているのを 敏感に感じているようです。今日は、主宰がお見えになり、 雉金沢句会に、たくさんの人が集いました。 いい句がたくさんありました。 皆さん、気合が違っていましたね。 この迫力で、句…

アドベント近し

もう11月になり、クリスマスももうすぐです。 教会は、クリスマスに向けて、忙しい季節になります。 ある教会では、手作りクリスマスカードをバザーに出したりして、 それがとても人気なのだそうです。 私たちの教会も、クリスマスプレゼント用にカレンダー…

立冬

夜になって、寒くなってきました。 今日は立冬です。 寒いはずですね。 暦の上では、もう、冬ですが、まだ秋深い景色です。 暦は一足早いですね。 月がとても美しく、暈を被っていました。 暈は七色に輝き、車で走ると、どこまでもついてきます。 綺麗だなぁ…

まだ雪は降っていません。 立山の初冠雪の報道がありましたが、もうちょっと前になります。 今、来年のカレンダーを作っています。 が、プリンターの調子が悪く、べたっとした黒っぽい色に色飛びが生じてしまいます。 それで、冬の夜空に雪を降らせて、白っ…

秋あかね

教会のベランダは、陽だまりになって、 秋の日差しをたっぷり楽しめます。 日差しが恋しい気候となり、赤とんぼもベランダの手すりに日を浴びて、 近寄っても動きません。 私も赤とんぼに並んで日を浴びていると、 別の蜻蛉の羽音がして、なんと、腕に止まり…

曼珠沙華

反古焚いて焦げし土くれ曼珠沙華......和生 「反古を焚く」という言葉に惹かれました。 よく、土手に焦げた土を見かけますが、 掲句は、それが「反古を焚いた」焦げ跡だと告げています。 曼珠沙華の花が咲いて、川辺一面にはびこり、 焦げ土も覆わんばかりな…

日照雨

雨が音を立てて降る一日。 日差しが恋しくなります。 紅葉は色を深めていきますが、 今日は、雨にしたたかに濡れて、哀れさも感じました。 冷たい雨が、強く、弱く降る、不安定なお天気に、 ひと時、日差しが戻りました。 しかし、雨は降り続いています。 し…

桜紅葉

今日は雨の予報でしたが、大降りになる前の晴れ間に 教会学校の焼きそば会が行われました。 焼きそばは、予定通り牧師館の庭で作られていましたが、 なんと、その中に、フランス料理のシェフの格好の男性が一人、 焼きそばを焼いていました。 なぜ、焼きそば…

石蕗の花

石蕗の花言葉短くあたたかく 林 徹石蕗の花が咲き始めました。 黄色い花は、夕暮れには眩しいほどに感じます。 冬の季語、「石蕗の花」は、 寒さの中で、花そのものが、可憐で温かに思います。 雄弁ではない雪国の人が話す言葉は短くて、 しかし、思いやる気…