呼吸のように・・・

俳句のエッセー

時雨

今日は、一日、冷たい雨でした。
日ごとに寒さが増して、身体も心も鈍くなりつつあるような、
そんな恐れを抱いた一日でした。

時雨も立派な季語ですね。
今日は、次回の句会の準備を済ませ、あとは俳句をそろえるだけとなりました。
俳句は難しくて、何度も何度も推敲して、
それでも納得できるものにはなりません。
本当は、これこそわが一句、と呼べるものを、
毎回、そろえることができればいいのですが、
それは不可能ですね。
これこそわが一句、を目指して、努力を重ねます。

自分の俳句手帳を、どのように使っていらっしゃいますか?
俳句をまとめるのは、結構大変です。
私の場合は、分厚いノートを使っていて、
最初は黒ペンで記入、一校目は青、最終は赤、と決めてまとめています。
ずっと、水性のペンを愛用していましたが、
ある時、大変な出来事に遭い、使うのをやめてしまいました。
それは雨の吟行会。
水性で書かれた文字は、見事に流れて読めなくなったのでした。
以来、油性の細ペン、三色を愛用しています。

次回の句会、いいお天気ならいいですね。
楽しみにしています。