呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2018-01-01から1年間の記事一覧

夏うぐひす

縄文の都、真脇。 約4000年の長きにわたり 縄文人の営みが確認されている、珍しい遺跡です。 海があり、湾があり、イルカ漁が盛んにおこなわれました。 巨大な土器は、何を意味するのでしょうか。 少なくとも、彼らが、かなりの技術を持ち、 植物の知識…

早稲の香

暦の上では、今日から秋になりました。 確かに、今朝は涼しく思えましたが、 久々に曇っていたからでしょう。 台風の影響だと言うことですが、 適度な雲に、一安心です。 これで一雨来てくれればありがたいのですが、 一雨に限ります。 暴風雨、出水は勘弁し…

全国大会投句

「雉」全国大会 投句のお願いです。 2句一組で、投句料は1000円。 仮題は一組までです。「天」という字を入れてください。 全国大会では、同人、会員が、同等に選を受けるわけですので、 大変、勉強になります。 是非、挑戦してみてください。 締切は、…

当たり前のこと

お隣のお婆さんが亡くなりました。 昨日、私が出ているときに、救急車で運ばれたそうです。 まったく知らなかったので、今朝、伺って驚きました。 大正11年3月生まれ、96歳。 娘さんご夫婦が、自宅でお世話をされていました。 目は早くから見えなくなってい…

サングラス

今年、サングラスを新調しました。 とても気に入っています。 紫外線を感知して、色が変わるガラスです。 ですから、室内でもそのままかけていられます。 ひどく気に入っています。 外を歩きだすと、たちまち色付き、ブラウンのサングラスとなります。 今夏…

晩夏

暦の上では、晩夏、ということになります。 もうすぐ立秋となり、秋になるのですから、 今は、夏の終わりです。 しかし、実際は夏の盛り、猛暑、といった感じです。 いかにも、夏はこれからという雰囲気です。 楽しいことも、そうかもしれませんが、 よし、…

草の根

今日の午後は、雷雨になるかも知れない、 そう気象庁は言っていたのに、全然でした。 降りません、まったく。 午後、玄関先の花壇の草の根引きのつづきをしました。 買い物袋、一杯程度の根を取りました。 取っても取っても、根は深く、取り尽くせません。 …

七月尽

七月も終わりとなりました。 何とも時の流れは早く、気ばかり焦ります。 新しいカメラが来たので、撮影を開始しようと出かけました。 車で30分ほど走ったところに、 ホタルの名所があり、出かけたのですが、 「ホタル?もう終わったよ」 と、道を尋ねたお…

炎天

日差しがじりじりと肌に刺さるようです。 サングラスがないと、まぶしくて居られません。 今、市議会議員の選挙期間中ですが、 35歳の某かという候補が、自転車で走り廻っていました。 若さをアピールしての自転車乗りのようです。 確かに、この炎天下、自…

鶏頭を三尺離れもの思ふ 綾子

鶏頭を三尺離れもの思ふ 細見 綾子 有名な鶏頭の俳句。 不思議な俳句です。 俳句らしくないところが、綾子俳句の魅力でしょう。 綾子は、このように、 物思いに耽っていたようです。 ある意味で 哲学的なこの俳句は、多くを読み手の想像にゆだねられているの…

神は愛なり

現在90歳の女性のお話です。 3歳のとき、近くの幼稚園へ入園したのですが、 その時に先生が教えて下さった聖書のお話がありました。 それが、「神は愛なり」だったそうです。 文語体で「神は愛なり」と聞かされた3歳の女の子は、 そのままを心に受け入れ…

御心が成りますように・・・

御心(神様のお心)が成りますように・・・ 私たちは、いつもこのようにお祈りします。 ゲッセマネの園で、イエス・キリストが、血の汗を滴らせて祈った、 それを模倣しています。 イエス様は、このように祈りました。 「父よ、できることなら、この杯をわた…

ブログとホームページ

Windows95が発売されたニュースを覚えています。 あれから数年後、私もパソコンを手にしました。 仕事では使わなかったので、必要に迫られたわけではありませんでした。 むしろ、そのことに焦りを感じ、教室へ通うことにし、 3か月程度、しっかり勉強したと…

病院のチャプレン

日本では、病院のチャプレンという存在は、 ほとんど知られていないと思います。 私が最期の時を迎えたなら、また、 重病で心が沈んでいたなら、 チャプレンに来ていただき、 共に祈っていただきたいと願います。 病室での時間は、長く感じます。 眠れるとき…

地の塩なれ

災害級の暑さと伝えられています。 猛暑との終りの見えない戦いに、明日を思えば愁いばかりです。 身体から噴き出す汗も、いつしか塩の結晶となって肌に張り付いている そのような状態に思えます。 日頃は、減塩を心がけていても、 この時ばかりは「しお飴」…

玉葱

玉葱をいただきました。 畑でとれた新玉葱だそうです。 お忙しいのに、畑もなさってと申し上げますと、 「好きだから」と、笑っておられました。 有難うございました。むらさき玉葱です!

雲の峰

すっかり夏らしくなりましたね。 という話ではなく、猛暑が続きます。 空の色は、梅雨明より青さを極め、 夏らしい積乱雲が山際より、あるいは海面より せりあがってくるのが見えるでしょう。 人の生活環境は変わっても、自然は変わりません。 空の色、雲の…

暑中おみまい

猛暑が続きます。健康でありますように。 環境等、大変心配されたK長老は、 環境のいいお部屋へ変わられたことが分かりました。 昨日の訪問聖餐での、牧師からの情報です。 まさか嘘はないと思いますので、改善されたと解釈し、 この問題は、一応の終焉を迎…

猛暑

暑い日が続きます。 熱中症にご注意ください。 被災地の方々、健康が守られますように、お祈りいたします。 泥水を被った後ですから、細菌など心配です。 体力が落ちた時は、身体に影響がでますので、 十分な休息をお取りになれますように。 さて、過日、 私…

今日はお盆。 私の住む地方は旧盆ですので、来月ですが、 暦では、今日はお盆。 お墓参りの方もあるのでしょう。 帰省の方も多いことでしょう。 家族が久々に顔を合わせるひととき、楽しいことでしょう。 教会も「家族」と言われています。 しかし、最近も事…

青鷺

青鷺を間近に見ました。 警戒心の強い鷺は、ノンビリしているようで、 一定間隔をかならず保っているので、 近づいても、すうっと飛び立ってしまいます。 が、今日は車の中でしたので、警戒しなかったのでしょう。 すぐそばを通り過ぎました。 この辺りでは…

主の祝福

暑い日が続きます。 蒸し暑くて、風も全然涼しくありません。 参りました。ご病気の方やご高齢の方、 健康が守られますように・・・ 主が、守ってくださいますように。 神様を信じて生きている小さな者が恥とされませんように。 神様に出会っていない、憐れ…

鶏頭を三尺離れもの思ふ

鶏頭を三尺離れもの思ふ 細見綾子終戦後、1946年 昭和21年 5月 沢木欣一は、「風」を創刊し、綾子は、同人参加します。 そして、翌年、1947年 昭和22年、綾子は、沢木 欣一 と結婚します。 沢木は、綾子よりも、一回り年下でした。 この句は、ちょうど、結婚…

晨がきました

超結社「晨」 大峯あきら先生がお亡くなりになり、 山本洋子先生が新しい代表になられました。 頑張ってください。 応援しています。 差別ではないのですが、女性が代表を務めるのは 体力的にも大変だと思います。 健康が守られますように、お祈りいておりま…

六月のいろいろ

六月は、梅雨ですが、 紫陽花がきれいで、空気も瑞々しくて、 晴間には美しい景色に包まれて、気分も晴れ晴れします。 紫陽花の俳句を調べていて、 思ったより数が少ないことに気が付きました。 「紫陽花」という季語を詠みあげるのは、難しいのかもしれませ…

梅雨です・・・

もう7年ほど前になるでしょうか。 恩師が亡くなりました。 奥様が痴呆で入院されてから、心のバランスを崩され、 生活にも不自由なことがあり、ある時、救急搬送されました。 その後、転院され、ご自宅近くに入院されていましたが、 ご本人には遠くだと伝え…

祈りと行動

皆さんにお願いします。 近くの方々にお願いします。 お祈りください。 そして、是非、訪ねてください。 祈りの後は、行動です。 行動なき愛はありません。 口だけの愛は、愛ではありません。 是非、本物の愛をお届けしましょう。 本物の愛を願いましょう。 …

私がお金持ちだったなら…

私がお金持ちだったなら、 あなたにこれまでと同じ、清楚な服を着せて、 車に乗って、教会の礼拝へお連れするものを。私がお金持ちだったなら、 耳が遠くなったあなたに、質のいい補聴器を用意し、 あなたがどれだけ大切な人か、絶えず聞こえるようにするも…

小さな物語

年老いて、病にある方へ 父なる神が共に居て支えてくださいますように… 『小さな物語』 (2017年1月1日 石川医報) 今年は8回目の酉年を迎えます。この年になりますと、様々な思い出に耽ることも多いのですが、とりわけ太平洋戦争に従軍して出会った幾つかの…

命について

教会に連なる一人として、命について思いを巡らせます。 教会とは家族と同じで、幾世代もの方々が集っておられます。 核家族、少子化の進む現代では、実際の家族以上に 人の一生とはどのようなものであるかを、 教会は教えてくれる場でもあります。 命には、…