呼吸のように・・・

俳句のエッセー

神は愛なり

現在90歳の女性のお話です。
3歳のとき、近くの幼稚園へ入園したのですが、
その時に先生が教えて下さった聖書のお話がありました。
それが、「神は愛なり」だったそうです。
文語体で「神は愛なり」と聞かされた3歳の女の子は、
そのままを心に受け入れたのだそうです。
理屈ではなく、「分かった」とおっしゃっていました。
ですから、幼いからと言って、語るのをためらわず、
そのまま話して大丈夫、だとおっしゃいました。
そして、保育の仕事を何十年、その姿勢で貫いてこられました。
子どもには分かります。
真理が分かるのでしょう。
ごまかしも、子どもには通用しません。
子どもは、天才なのかもしれません。
今日は主日
「神は愛なり」を心に留める日です。
全ては「愛」という言葉に集約されます。
何を語っても、究極的なことは、「愛」。
愛があるかどうか、愛を感じるかどうか、
それが試金石となるでしょう。
難しいことはないというものです。
「神は愛」
それが全てでしょう。