呼吸のように・・・

俳句のエッセー

夏うぐひす

縄文の都、真脇。
約4000年の長きにわたり
縄文人の営みが確認されている、珍しい遺跡です。
海があり、湾があり、イルカ漁が盛んにおこなわれました。
巨大な土器は、何を意味するのでしょうか。
少なくとも、彼らが、かなりの技術を持ち、
植物の知識、保存の知恵があったということはできるでしょう。
現在、発掘が終わっている範囲は、5%。
全体が発掘される予定はありませんが、
もし、その機会がきたならば、空前の情報量だと
期待していいでしょう。
私たちの先祖のことです。
この自然も、景色も何もかも、
愛しく思えます。