呼吸のように・・・

俳句のエッセー

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

桜の冬芽

近くの城山には、観桜道があります。 八重桜が植えられています。 冬は雪に閉ざされ、動物の王国になっています。 桜の冬芽をついばむ鳥たち。やがて、あたたかくなり、 雪解雫が枝の節々に輝きだします。 日差しは弱く、不安定ですが、 空の彼方に春の兆し…

弁当忘れても傘忘れるな

これは、お天気の変わりやすい地方で言われていることです。 「弁当忘れても、傘忘れるな」 今まで日差しがさしていたのに、 すぐに曇って、たちまち雨や雪に変わる、 これは普通のことです。 午後、日差しが出てきたと思い、 早速、有磯海まで車を走らせま…

寒中お見舞い

寒中見舞いが届きました。 年賀状もいただいておりましたから、 何があったのかと、ちょっと不安になりました。 読みますと、 私の差し上げた年賀状が、三等(切手)に当たったそうで、 そのお礼のお葉書でした。ご丁寧に、有難うございます。そういえば、まだ…

主の足跡

主イエス・キリストは、 冤罪でとらえられ、十字架刑に処せられました。 私たちは、イエスの弟子です。 イエスに従い、日々を歩んでいます。 その歩みは、常識的に見て、愚かでしかないかもしれません。 しかし、私たちは、イエスにしたがって生きているので…

寒の雨

大寒より雪の日は少なくなっています。 それでも、寒は寒。 寒さは続きます。雨が霧のように降り、山は鳥の声も遠くに聞こえます。 車を拒んでいた雪道も、雪が解けてしまい、 雪原も斑野となりました。 小雨は次第に強くなり、靄が山の頂から、徐々に迫って…

I AM KENJI

後藤健二さんの、一刻も早い解放を!祈りを合わせましょう!正義が軽んじられることがありませんように… 神の名を利用する者たちによって、 神が蔑まれることがありませんように…主に栄光を。

途方に暮れる…

教えてください。 暴力には、どうしたらいいのでしょうか。 痛みがわからない相手に、どう話をしたらいいのでしょうか。 命を軽んじる相手に、かけがえのない命を理解してもらうには、どうしたらいいのでしょうか。 人命を軽んじる人は、つまりは、自分自身…

しもやけ

しもやけ。 子供のころは、よく霜焼になりました。 ゴムの長靴は、中が冷たく、 子供なので、雪の中を走り回っては、長靴の中に雪が入り、 靴の中の雪が解けて、一層足を冷やしました。 そうすると、霜焼になるのは必至でした。霜焼は、血行が良くなると痒く…

雪道

夜になり、雪が降りだしました。 寒い夜。 今日は、近所の方が天に召されたので、そのお別れの夜でした。 私は、このあたりの習慣に従い、お手伝いに行きました。 外は暗闇、雪が降り、会葬の方々は黒の服… この夜、まさかの事故がありました。 会葬の方と車…

寒灯

一年で最も寒いとされている季節です。 このようなときに、お悔やみが続いています。 ご家族の方々、落ち着かない時をお過ごしでしょう。 どうか平安が訪れ、十分な休息をとることができますように…また、心配な事件が起こっています。 どうか無事に帰国され…

初句会2

今日は、雉アーモンド句会、初句会でした。 おいしいお料理もあり、景色もよく、素敵な句会になりました。 場所がいいということは、良いことですね。 ホテルでしたから、申し分ない環境でした。 刺激的だったのは、いろいろな観賞でした。 出来のいい句だと…

初句会

明日は、雉アーモンド句会の初句会です。 お食事のあと、じっくり句会をいたしましょう。 皆さん、熱心で、勉強家ですから、とても成長が早いです。 私もとても嬉しく思います。 中には、初心者というのは嘘ではないか、と言う方もあるかもしれません。 です…

大寒

大寒。 暦の上で、一年で最も寒い日とされている日です。 小学校の同級生で、大寒に生まれたという子がいました。 仲良しだったその子は、自己紹介に、 「最も寒い日に生まれた」と言っていました。 数年前、礼拝のあと、知らない女性から呼び止められました…

寒晴れ

今日は暖かでした。 寒鴉が、勢いよく地の上を飛び、 あっという間に空へ舞い上がっていきました。 鳶が澄んだ声で鳴いて、また鳴いて、日差しが眩しいほどでした。 この辺りでは、こんなに気持ちのいい寒晴れは珍しいです。 地面の雪もほとんどなくなり、小…

新年会

今日は、町内の新年会。 新役員の発表、会計報告…のあと、懇親会です。これは、家長が集まるものですが、 我が家は父がいませんので、私が行くことになっています。 兄の同級や私の同級など、良くしていただいて、 楽しくお酒もいただきました。新年会終えて…

桜冬芽

桜の冬芽が、固く立ちます。 桜の枝は、寒の日差しを浴びて、白銀色に見えますが、 その先端に、冬芽が力強く春を待っているようです。 そこへ、リスが駆けてきました。 小さなリスは、器用に枝を渡り、するすると通り過ぎていきます。 リスの膨らんだ、ふわ…

踏絵

キリスト教の信者でないという証として、 踏絵を踏ませた時代がありました。 春先に、よく行われたことから、春の季語になっています。キリスト者となることが、すぐに命の危険に結びついた時代。 それでも信仰を守った人たちがいたのです。踏絵には、いろい…

左義長

今日は左義長でした。 午後5時30分、火入れされました。 もうもうと煙が立ちのぼり、竹が爆ぜます。 白煙にもまれ、竹の葉がひっきりなしに揺れ、煤けていきました。吉書が舞います。 煙に乗り、いつまでも空の上です。 ようやく降りてきた紙には、「平和…

きつね

狐には穴があり、鳥に巣はあれど 人の子は地の上に眠りたまいけり 住みたまえ君よ、ここに、この胸に…讃美歌集にある歌。 狐には穴があり…狐の寝床は、どこでしょうか?城跡で、狐に出会いました。 すっかり雪に覆われた場所に、谷から藪へ、 藪から畑へ、続…

シジュウカラとコゲラ

今日、風が頬を刺すような寒さでしたが、 城山へ出かけてみました。 途中、八重桜が何本も切られていて、 オレンジ色の伐り口が痛々しく思えました。 12月は、例年になく大雪でしたが、 12月に降る雪はべた雪で重く、木に与えるダメージは大きいのですね。し…

アーモンドの花

水仙とアーモンドのお花をいただきました。 手づくりのお花です。 枯れることのないお花。 早速、大きなガラスの花瓶に挿しました。 深い海の色の花瓶です。 もう春が来たような華やかさです。今日は、お疲れさまでした。 金沢句会の初句会でしたが、熱気あ…

寒すずめ

寒雀といっても、雀はすずめ。 群れて来ては、しきりに啄み、 ぱっと梢に飛び上がって、同じ方向を見ています。 一枝に一羽。 膨らんで、止まっている姿は、とても愛らしいですね。雪が降り、また止んで、 残った雪が薄汚れて固まっているところへも、 群れ…

地の塩

勇気こそ地の塩なれや梅真白 草田男 「あなたがたは地の塩である。 だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。 もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである」 (マタイ 5:13)草田男の俳句…

左義長

左義長の案内が来ました。 こちらは、14日とのことです。 火入れは午後5時30分。 それまでに持ち込んでくださいとありました。かつては、お鏡の橙や柿など持ち込んだものですが、 今では、生物はダメ。燃えにくいもの厳禁です。 夜中、いつまでも燃えてい…

「雉」ネット俳句

俳誌「雉」ホームページにて、 あたらしく「ネット俳句」コーナーが設けられました。 1月1日から受け付けております。お一人3句まで投句いただけます。 雉会員、同人以外の方でしたら、どなたでもご応募できます。 小学生・中学生・高校生・一般など、 画…

寒卵

今日、届いた卵は6個。 割ると、嵩の高い黄味が滑り出し、ボールの中に艶めきました。 さすが寒卵。 新鮮さが一目瞭然です。 宇宙に浮かぶ地球、そう思ったほど、卵の黄味はまん丸でした。しかし、困ったことが。 姉は食材を注文するのが、どうも下手のよう…

初句会

今日は初句会。 句会の後は、新年会でした。 季節は「冬」ですが、「新年」ですので、 季語はそれらしいものを選ぶといいようです。 場所を変えての「初句会」ですから、 意識しなくても、改まった気分に満ちているのですね。 その気持ちにピッタリくるもの…

天の国

日曜日は主の日。 今年、初めての主日です。教会とは何か、という質問を受けることがあります。 教会とは、地上の天の国と答えています。 地上の天の国は、未熟ですし、小さい存在です。 よたよたと進む船に例えられるように、不安定な存在です。 それでも天…

注連飾り

いつもの年と変わらず、 今年の注連飾りも、シンプルなタイプを選びました。 稲穂がついているのが私の好みで、 その他のこだわりはありません。 稲穂には、雀たちが寄ってきて、 朝にはちゅんちゅん騒がしく、あたりに稲を散らすのですが、 その気配が嬉し…

初暦

今年の暦を掛けました。 教会で初めての、オリジナルカレンダーです。 教会の外からの風景。 会堂の聖書。 ベランダやプレート、クリスマスツリー、 パイプオルガンなどに聖句を入れて、 カレンダーを作りました。 それを壁に掛けて、今年は一年、聖なる年?…