呼吸のように・・・

俳句のエッセー

冬の灯

日曜日は主の日。今日は冷たい雨の一日でした。

今日は、交換講壇で、
内灘教会の有田典生牧師が説教をなさいました。
信仰告白にある「聖徒の交わり」がテーマでした。
私たち聖徒は、主によって呼び集められた者たちです。
ですから、趣味が同じとか、
感性が似ているとか、
利害が一致しているとか、
そういう関係ではありません。

まったく異なる者同士が、ただ主によって集められているにすぎません。
よって、その辺の団体ではなく、
バラエティーに富んだ人々の集団と言えるでしょう。
普通に考えるなら、絶対まとまらない集団です。
なぜ、一緒にいるのか分からない、本人たちも、周りもそう思うでしょう。
しかし、
主によって呼び集められたから、共に集っているのです。
それだけです。

だから、まとめるのは大変です。
神を見失えば、たちまち分裂してしまいます。
教会が教会であるということは、そこに聖霊の働きがあるということ。
それがなければ、教会であっても教会ではありません。

教会が教会であり続けるために、共に祈ります。
自分たちのためにだけ、ではありません。
知っている人、知らない人のためにもです。

この困難な時代にあって、
教会はその存在意義を、
自ら確認しつつ歩まねばならないでしょう。