呼吸のように・・・

俳句のエッセー

セーター

いきなり寒くなったので、衣服の入れ替えを
急いでしなければならなくなりました。
クローゼットの中をいじったので、
新しくケースを買って整理します。
忘れていた手編みのセーターが出てきたりして、
発見を大いに喜び、着て見たりします。
手編みは流行がないので、長く着られますね。

これは、誰でも経験があると思いますが、
手編みのセーターを彼にプレゼントしたことがあります。
男性用なので、シブい色単色で編みあげ、
特に模様もなく、単純そのもののセーターでした。
本にあった通りに編んでいったのですが、
最後の首の部分で毛糸がちょっとだけ足りなくなってきました。
何としても本の通りにと、こだわった私は、
首の部分だけきつく編みあげてしまいました。
で、結果、
彼の頭が入らなかった…というわけです。
大笑いして編み直し、タートルネックは、
本にあったより、ちょっとだけ短くなりました。

そんなことがあったなぁ…という思い出話です。