呼吸のように・・・

俳句のエッセー

鏡餅

鏡餅のサイズは、色々あるようです。
我が家では、二升のお餅をあつらえていましたが、
そのお餅屋さんも閉店し、新たに求めたお餅やさんでは、
1.5升のお餅を購入しています。
そのお餅屋さんの地域では、
そのサイズが標準的で、紅白の鏡餅です。

近頃は、陶器のものや
お砂糖のもの
真空パックのもの
切り餅が詰められたもの、など、
色々あるようです。

一度、家族に病人が出て、
とてもお餅を消化しきれない時があり、
お砂糖の鏡餅もどきを飾ったことがありました。
ですが、砂糖の塊を砕くのは、
鏡餅を割るより大変で、こりごりです。

年配のお坊さんが、先日、
「我が家では、今年は切り餅タイプを購入した…」
と話して下さいました。
餅を切るのは大変だから、とのことでした。

それでも、やはり床の間には「鏡餅」が必要です。
日本のお正月の習慣を失わないでいたい、
一応、そのように考える、
若い世代なのでした。