今日は、主の御受難の日。
金曜日です。
主は、十字架にお架かりになり、
そして、父の許へ帰られました。
両手、両足、
たった3点に支えられた体重。
主のお若い肉体に、残酷な刑でしょう。
徐々に弱っていく肉体。
想像が及びません。
こんなことで死ねるのかと思うほどです。
主のお苦しみは、いかばかりかと思います。
主は、神でしたが、全くの人でもあられました。
裏切られる痛み、十字架での苦しみは、
人として経験されたはずです。
頭では分かっていても、納得できない感情があります。
抑え込むことができない、意識があります。
その心の奥の痛みを、主はご経験されて、黄泉に下られたのでしょう。
この痛み、人の痛みは、
誰もが抱いている罪の痛みです。
主は、それを取り除くために、
十字架に挙げられました。
主イエスにしかできない、罪の贖いでした。
主イエスが担ってくださった痛みは、
とても深いものです。
だからこそ、感謝も深くなります。
今夜は、闇がもっとも深まる夜です。
そして、そこに光が差す復活は、目の前です。
主を待ち望みます。