呼吸のように・・・

俳句のエッセー

復活なるか

明日、4月9日は、復活祭です。

ご受難の日からお天気が悪く、

今日などは、雷がとどろいたほどでした。

これは、主の御臨在か、と空を見上げて喜んだほどです。

さて、全知全能の神には不可能はありません。

明日は、復活の日

皆様にも、この私にも、「復活」が訪れます。

何の復活?

と思うところですが、何でも当てはまります。

「愛」の復活とか、「人生」の復活とか。

洗礼では、まさに人生の復活と言った感覚でした。

それから、なんでしょう。

人間関係の復活。希望の復活。

希望に溢れた言葉だと思いませんか。

復活。

主は、私たちに使命をお与えになり、

私たちは、全力でお応えします。

が、主は、ご自身の栄誉を人に与えることはなさいませんので、

その使命とは、多くが意外なものだと言えます。

また、時には、「じっとしていなさい」

と言われることもありますので、

その時は、動かずに力を抜き、主にゆだねましょう。

ここで問題なのは、

主が何とおっしゃっているのか、見極めが難しい、

という点だと思います。

信仰は、いつもこのことが問題になります。

特に、主のおっしゃっていることに確信が持てない場合、

試練を天罰と思いがちです。

その見極めは、確かに難しいですが、

所詮、人生はすべてが途中です。

今が結論ではありませんので、

過程として受け止めることも大切です。

明日は復活祭、イースターです。

復活なるか、我が人生。

ということで、期待はとてつもなく大きいのでした。