呼吸のように・・・

俳句のエッセー

クラファン物語2

今回は、初めてのプロジェクトでしたので、

何度か、企画を差し戻されました。

・何を売ろうとしているのか分からない

・何にお金を使うのかはっきりしない

・リターンのお魚の量が分かりにくい

など、言われてみればその通りで、

その都度、しっかりと伝わるように、

加筆訂正を繰り返しました。

その中で、手数料のことがあり、

「手数料が17%になりますが、この企画で充分ですか」

と尋ねられ、「確かに」と考え直しました。

クラウドファンディングの手数料が高いのは周知の事実です。

そこで東京都や大阪府では、その手数料に助成制度を設けたそうです。

さすが、都会は違います。

当然、この辺りでは、そのような便利なことは望めそうもなく、

そもそも、本年度の中小企業の助成が、一切カットされたことが、

今の私たちの窮状の大きな原因となっています。

(知事が変わったから、かもしれない)

もとい、そのクラファンの手数料と、リターン品の購入費で、

実際、手元に残るのは少なくなりますので、

慌てて金額をアップさせました。

この「慌てて」が良くないですね。

最初は50万円にしていましたが、一気に120万円に。

しかも、期間の35日設定を、間違えて22日にしてしまったことは、

前回、お話した通りです。

クラファンでは、いくら、より、何%の達成率か、という

基準が、集客に大きく影響します。

しまった!です。

良くわかっていたつもりでしたが、

「慌てて」失敗をしてしまいました。

不安と緊張は続きます。

一方で、人の優しさが身に沁みます。

窮地にて分かることがあります。

皆様に感謝申し上げます。