呼吸のように・・・

俳句のエッセー

鴨が、日毎に数を増しています。
群れだって飛来する鴨。
遠くに水脈が光となって進み、鴨が泳いでいることがわかります。
秋の鳥、そして、冬の鳥。
季節は、徐々に移り変わってゆきます。
鷺を違い、鴨は人影に、すぐに飛び立ってしまいます。
知らずと近づいた川岸、足元から鴨が数羽、慌てて飛び立ちました。
群れのまま空へ小さくなってゆきました。
あの方向は、渋江川。
なるほど、こうして鴨たちは、
このあたりの川を行き来しているのかもしれません。
ところで、鴨は種類が多いそうです。
何鴨がやって来ているのか、
知りたくなりました。