2017-01-03 時雨虹 野に立てば身を包みゆく時雨虹 田島 和生身を包みゆく…とは、どのような虹でしょうか。 時雨がやって来た野で、寒さやどんよりとした冬の冷酷さを 身に感じつつ、しかし、そこに虹が立ちました。 まさしく、虹に包まれたように、 辺りに虹が立ったのでしょう。 素敵な経験です。 色を失う、冬の景色に、 一筋の希望を感じさせる、虹。 自然とは、不思議です。 言葉にならないほど、恵みに満ちています。 その感動を詠みあげています。 時雨虹。 私も経験したいと願います。