呼吸のように・・・

俳句のエッセー

「雉」が来ました

俳誌「雉」2月号(2019)が届きました。

今回は、追悼句を中心に構成しました。

 

     「帰  天」    Chieri.F 

 雲の影つぎつぎ流れ冬菜畑

 棺掛けの白き十字架冬ともし

 雲の間に冬の虹立つ別れかな

 冬の浪オリーブ色にひるがへる

 幾すぢも海へ日矢さす小春かな

 真青なる小春の空へ君を呼ぶ

 

最後の句「真青なる」は、冒険でしたが、

取っていただきました。

田島先生、有難うございました。

俳句は、思い出を文字にして残すことができます。

その素晴らしさを改めて思いました。