呼吸のように・・・

俳句のエッセー

素焼きの壺

神を思うとき、ポプリの器のような、素焼きの壺を思い浮かべます。
私が壺で、神様が中にいろいろなものをつめてくださるのです。
私は素焼きの壺ですから、中身のポプリによっていろいろに変化します。
神様の香りは、とてもいい香りです。
ですから、私もいい香りになります。
そして、周りも同じように香ります。
神様の香りが詰まっていれば、いつもいい香りです。
この香りに包まれていたいし、
周りを香りで満たしていたい、そう思います。
ですが、うまくいかないことが多い気がします。
気がするだけかもしれません。
なぜなら、私たちを造り、私たちを活かしてくださるのは、
ただ、神様だけだからです。
私たちの思いは勝手ですので、勝手なものを求め、勝手なことばかり言います。
しかし、神様は、必要なものをすべて下さっています。
そして、用いてくださっています。
ただ、主の思いだけが実現しますように…思うことはそれだけです。
いつもこのように思い続けることができますように。
そして、いつも主の香りで満たされていますように。
願いつつ、今日も一日を終わりに祈ります。