呼吸のように・・・

俳句のエッセー

聖餐式

今日は聖餐がありました。
礼拝でパンと葡萄酒をいただきます。
イエス・キリストが、最後の晩餐でパンと葡萄酒をもって
わたしの体、わたしの血、と言って弟子に分けられた、
そのパンと葡萄酒を再現しています。
私たちは、弟子たちと同じように、
キリストの体をいただきました。
私たちは、日々の食事によって生きています。
しかし、私たちの体は、いつか滅びてしまいます。
この体が滅びても、永遠に生き続ける命をいただきました。
それは、キリストの血の代償によって与えられたのです。
主が十字架上で肉を裂かれ、血を流して、私たちを生かしてくださったのです。
このパンと葡萄酒は、永遠の命に至る、神の愛のしるし
命の糧です。
死は私たちを滅ぼすものではなく、通過点にすぎません。
永遠の命へ至る過程です。
地上で別れた方々と、再び逢う日が訪れます。
昨日、天へ送った方とも、再びあの笑顔と出会う日が来ます。
よみがえりの朝を目指して、一日を生きていきます。
ひと時の別れであり悲しい死ですが、
それもまた、希望なのです。