呼吸のように・・・

俳句のエッセー

洗足祈祷会

今日は、いわゆる「最後の晩餐」の日です。
イエス・キリストが、弟子たちと最後の食事を共にしました。
その時、イエスご自身が、
弟子たち一人一人の足を洗い、弟子にも同じようにするよう説きました。
当時、足を洗うのは、奴隷の仕事だったといいます。
このように、お互いが仕え合うように言ったのです。
日本人に「謙遜」と言うと、自己犠牲的な響きを感じるかもしれません。
しかし、これは、「互いに尊重し合う」と捉えたらいいと思います。
簡単なようで、なかなか難しい姿勢ではないでしょうか。
身を低く、足を洗って下さる師の姿勢を、
今宵は、よく思い描いて、黙想してみようと思います。
教会は、悔い改めの共同体だと思います。
このように、お互いに信仰を支え、深め合う交わりがありますように、
祈りしたいと思います。