呼吸のように・・・

俳句のエッセー

冴返る

寒さが戻りました。
今朝、起きてみてびっくり…雪がうっすらと積もっていましたから。
日中は、降っては解け、降っては解けて、
肌に凛とした寒さが感じられました。
夕方から、雷が鳴り、また一面、雪になってしまいました。
冷え込んできています。
屋根には、瓦の形を残したまま、薄い雪が覆っています。
水仙の芽が丸く固まって立っていますが、
縮こまったように、雪にまみれてじっとしています。
アジサイの芽に、雪が積もっていました。
さぞ寒いことでしょう。
春の事ごとに、雪をかぶせた景色は、冬と違った趣があります。
「冴返る」を「寒さ」が違うのと同じです。
どのような「冴返る」景色を詠むか、
考えるのも楽しみです…