呼吸のように・・・

俳句のエッセー

涼しげな滝。
その音は激しいですが、澄んだ水の流れとともに、
心地よい響きと思うのは、不思議ですね。
水の流れは穏やかで、なめらかに艶めいているところが、
一変して轟音と共に流れ落ちます。
岩を打って、抉って、更に水は落ちて行きました。
白いしぶきは絶え間なくつづきます。
清流の躍動。
激しい動の世界と涼感ある水は、
対極的のようであり、だからこそ調和するのかもしれません。