呼吸のように・・・

俳句のエッセー

花吹雪

桜が散り始めました。

散り急ぐ桜に、哀愁を感じます。

もう少し、花の期間が長くてもいいと思うのですが、

桜は、この余韻がいいのかもしれません。

有難みがちがってきます。

百日紅など、その名の通り、花の期間は長いのですが、

これは「夏」の花ですから、

暑さの中に咲き満ちている姿は、別の意味で有難い存在です。

季節によって、花の印象もいろいろです。

花吹雪に花筏、散る桜には、各々季語があります。

花の王者には、季語がたくさんなのです。

 

受難週ですが、18日は、洗足木曜日です。

いわゆる最後の晩餐の日であり、翌19日金曜日は受難日、

十字架の日です。

そして、日曜日、21日は、復活祭。イースターです。

教会では、染め卵が配られますよ。

ぜひ、礼拝へいらしてください。

その前に、

ご受難に心を寄せて祈りましょう。