呼吸のように・・・

俳句のエッセー

梅雨じめり

七月も終わりにきて、まだ雨が続きます。
蒸し暑さは、そのまま、湿度の高さを表し、
いたるところに、その影響が見られるのも困ったことです。
浴室、寝室、居間…畳が湿っぽくなったり、
黴が黒ずんでいたり、埃っぽいような匂いがすることがあったり、
嫌な気がしてきます。
梅雨明け間近と喜んでいたので、この天候は、一層、憂鬱に感じます。
早く夏らしくなってくれないと、お掃除が大変になる…
などと祈るような気持ちです。
ただ、この雨のおかげで、
撒いた記憶のない朝顔の蔓が、わっとはびこってきたのは
楽しいことでした。
雨が上がったら、竿を挿してあげようか…
良いこと、悪いことは、いつもごちゃまぜです。