呼吸のように・・・

俳句のエッセー

指輪

おはようございます。

と、元気よくカーテンを開けるのが日課

今朝も部屋のカーテンをやっと引き、

朝日がすでに路面を赤く染めているのを見下ろし、

ウォーキングに出ました。

暑かった。

先日から、母の形見の指輪をしています。

母は68才で他界しましたので、

私の歳には、この指輪をしていたように思います。

が、私には似合わなくて、苦笑いです。

が、お守りに付けています。

その指輪が重くて。

ちょっと回りますし、

指に定まりません。

でも、懐かしくて、外す勇気もありません。

母は、きれいな手をしてしました。

とにかく指がながかったし、

私のように節張ってはいませんでした。

その手にそっくりなのが、兄です。

器用で、ギターもこの指で弾きます。

うらやましい。

でも、いいのです。

母の指輪は、今、私の指にあります。

お母さんと一緒の気分です。