呼吸のように・・・

俳句のエッセー

アワフキムシ

花海桐の下に草が萌えます。
よく見ると、白い泡があちらこちらについていました。
さらに、よく見ると、その泡の中に何かがうごめいています。
何でしょう?
池が近くにあるわけではないし、したがってモリアオガエルではないし。
興味が湧き、小枝でつつくことにしました。
その泡は粘性があり、つついてもほぐれることはありませんでした。
驚いたのか、動いていた何かは、見えなくなってしまいました。
カマキリの卵でもないし。
調べてみると、どうも泡吹虫(アワフキムシ)の幼虫のようです。
なんか知りませんが、かわいい虫ではなさそうです。
成長したころ、また、出かけてみましょうか。
あの様子なら、たくさんのアワフキムシが揃っているはずです。
見たくない気もしますが、後学のために?行ってみましょう。