呼吸のように・・・

俳句のエッセー

大粒の雨

春の雨。
大粒の雨。

確かに、これが雪でなくてよかったと思う。
雪なら相当積もったに違いない。

しかし、春の雨は冷たく、
大粒の雨は、容赦なく私を濡らす。

ちょっと嫌になり、ちょっと悲しくなる。

そんな時、元気のいいお電話をいただいたりする。
これも私にとって、プレゼントだと思う。
私の心が萎んでいるのを見ていた「誰か」が、
私のためにプレゼントを贈ってくれたのだ。

このようなさやかな「元気」のプレゼントは、
注意していると、良く訪れていることに気づく。
心に○が描かれる良き訪れ。

○だけを数えて、○だけを日記に記して、
今日も終えることとしよう。

おやすみなさい。