呼吸のように・・・

俳句のエッセー

誰がために

誰がために赤き実あまた山法師

 

拙句です。

赤い実をたくさんつけていた山法師。

山ですから、人気はないし、

鳥さんが食べに来るのかな、と思いつつ

詠んでみました。

誰のために。

そういえば、法律は、

人のためにあるのであって、

法のために人がいるのではありません。

もちろん、完璧とはいきませんので、

立法府が日々、努力しているというわけです。

つまり、

人が「おかしい」と思うことは、

何か間違って捉えている可能性がある、ということです。

 

法は、人のために、

特に弱い者の味方なのです。

また著作権は、文化発展のためのものだったはずです。

用いる者が間違うと妨げにしかなりません。

誰がために・・・

本意を理解するために、この問いは大切です。

自戒を含め、

肝に銘じておきましょう。