眼を瞑る和上に春の立ちにけり 泊 康夫 句集『麦星』より。 「和上」は、唐招提寺、鑑真和上像でしょう。 立春の、まだ肌寒さを感じる頃、 ふくよかな瞼を閉じている和上の像を仰ぎみて、 春の訪れを思いました。 春の気配は、空、雲、そして風に含む かすか…
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