呼吸のように・・・

俳句のエッセー

大住雄一先生を悼む

大住雄一 東京神学大学学長が

9月5日急逝されました。

64歳でした。

ちょうど一年前、金沢教会にて伝道説教をしていただきました。

神の国が来ている証拠」

その一年後、天に召されるとは

誰も思わなかったことです。

もう一度、お会いしたかったですし、

お会いできると思っていました。

大住先生とは10年ほど前に、富山での東京神学大学の講演会において

初めてお会いいたしました。

背広を着こんで、前に手を組んでいらっしゃるという

柔らかな物腰とは打って変わって、

お話は打ち出しが強く、江戸前のべらんめえ、ではありませんが、

はっきりとした口調に驚いた覚えがあります。

とても新鮮でした。

姉を誘って行ったのですが、姉は教会へも足を踏み入れたことのない者で、

しかも初めての神学講座というので、心配もしましたが、

民数記」を夢中になって聞いていました。

学問的な切り口が良かったようでした。

姉は大住先生と同じ、法学部出身で、

殺伐とした(?)民数記の授業が合っていたと言っていました。 

昨年、お会いした時は、病を得られて

以前のような勢いはありませんでしたが、

やはり頭の良さは隠れようもなく、

複数の質問にもメモ一つ取ることなく、即答されていらしたことを

私は忘れません。

もう一度、お会いしたかった。

また、会えると思っていました。

人生は一期一会。

あのとき、質問して良かったと思います。

有難うございました。

先生の後は、皆が一丸となって引き継いでいきます。

収穫の確信を説かれた言葉は、無駄になることはありません。

六大学オールスター戦

2019年8月24日(土)

立山レンポーズ 対 富山ワーンズ

六大学オールスター戦が富山で開催されました。

立山は、明治・立教・法政

富山は、慶應・早稲田・東京

結果は、立山レンポーズが、3対0で勝利。

仕方がないです。

三塁側ワーンズの応援は、東京・早稲田・慶應の順に

一回ずつの応援をリード。

最終回は、ダッシュ慶應、三大学揃い踏み。

見ごたえがありました。

 

慶應は「若き血ファンファーレ」で始まり、

若き血、シリウス、そしてダッシュ慶應のメドレー。

地元中学校のブラバンの応援を得ての演奏でしたが、

中学生には大変だったと思います。

慶應は、「け」「い」「おう」と叫ぶのですが、

東京大学のチアの方が、

「K」「Y」「O」と間違えていたのを、聞き逃しませんでした。

 

通教の私は、神宮球場を知りませんので、初めての応援でした。

遠慮がちでしたが、それなりに楽しかったです。

今度は神宮球場へ行ってみたい、と思ってしまいました。

ちなみに、

一塁側には、姉が侍っていたのですが、

なんと、アルコールを断り切れずに飲んでしまって、

酔っぱらって、真っ赤な顔で戻ってきました。

どう思います?

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よみがえる鞄

新しいバッグを買いました。

ただ大きいことが条件で、A4サイズの封筒がそのまま入る、

優れモノです。

型崩れもなく、ドカッと自立しますし、

仕事用にぴったりです。

鞄も古くなると、色が剥げ、

傷も目立つようになり、くたびれてきているのが

見た目によくわかるようになります。

それで、買い替えの時かと思うのですが、決断にはまだ早い。

手入れすれば甦ります。

今、よく使っているのは、

15年ほど前に買った、小さなトート型ですが、

把手の傷と色落ちは、塗り直して回復。

断捨離と言って頂いたビジネスバッグも、

同様に色を塗り、艶出し、栄養クリーム等で仕上げました。

母のハンドバッグは、

裏生地の合皮がべたべたになっているので、

生地を張り替えに出そうと思っています。

同じように、いただいた革のポーチの裏生地も

やり直して使うつもりです。

なんと、バッグの充実してきたことか。

いい革製品は、やはり、長持ちですね。

こうして、丁寧にお手入れをすれば、

長く使うことができます。

私、これで一生、バッグを買わなくて済みそうです。

古いアイテム甦り術を覚えると、お手入れの

なんと楽しいことか。

使い捨ての時代は終わりました。

良いものを長く、これが、益々大切になって来ることでしょう。

 

相馬御寮

新緑や相馬御寮の馬がゐる   石黒 哲夫

 

ラジオを聞いてお詠になりました。

お亡くなりになる10日前のことです。

相馬にいらしたことがあったのでしょう。

経験を重ねてお詠みになったのではないでしょうか。

花嫁御寮の馬が用意されています。

特別の風景、相馬御寮の馬。

新緑の許、御寮の馬は、よく手入れされ、

大人しく待っていたのでしょうか。

心弾む思いの一句。

このような句をお詠みになり、

天国へいらした石黒先生は、お幸せだったと

私は思います。