呼吸のように・・・

俳句のエッセー

よみがえる鞄

新しいバッグを買いました。

ただ大きいことが条件で、A4サイズの封筒がそのまま入る、

優れモノです。

型崩れもなく、ドカッと自立しますし、

仕事用にぴったりです。

鞄も古くなると、色が剥げ、

傷も目立つようになり、くたびれてきているのが

見た目によくわかるようになります。

それで、買い替えの時かと思うのですが、決断にはまだ早い。

手入れすれば甦ります。

今、よく使っているのは、

15年ほど前に買った、小さなトート型ですが、

把手の傷と色落ちは、塗り直して回復。

断捨離と言って頂いたビジネスバッグも、

同様に色を塗り、艶出し、栄養クリーム等で仕上げました。

母のハンドバッグは、

裏生地の合皮がべたべたになっているので、

生地を張り替えに出そうと思っています。

同じように、いただいた革のポーチの裏生地も

やり直して使うつもりです。

なんと、バッグの充実してきたことか。

いい革製品は、やはり、長持ちですね。

こうして、丁寧にお手入れをすれば、

長く使うことができます。

私、これで一生、バッグを買わなくて済みそうです。

古いアイテム甦り術を覚えると、お手入れの

なんと楽しいことか。

使い捨ての時代は終わりました。

良いものを長く、これが、益々大切になって来ることでしょう。