呼吸のように・・・

俳句のエッセー

秋の夜長

あっという間に、秋らしくなってしまいました。

朝晩は、寒いくらいです。

日が段々と短くなってゆき、

日暮れが早いと、寂しい思いがします。

つい先日まで、猛暑に悩まされていたことなど、

信じられないほどです。

「夜長」となりました。

この長い夜を、秋らしく、創造的で、哲学的で、

楽しく過ごすのが理想でしょう。

しかし、なぜかぼんやりと疲れている私。

どうしてか考えてみると、

思い出しました。

苦手の英語を訓練していたのでした。

それで、いつも、なんとなく疲れているのでした。

虫が鳴くように、美しく、流暢ならばいいのですが、

秋の夜長を、呪いのように繰り返す

たどたどしいフレーズの数々は、

聞く者に恐怖を与えることでしょう。

大変でも、変わっていく自分を見るのは、

とても楽しいことです。

楽しいことは、良いことです。