呼吸のように・・・

俳句のエッセー

ハンゲショウ

暑い日が続きます。
雨でも蒸し暑く、気温はそれほど高くないのに、汗が流れます。

思うように事が運ばない時、
自分はここで何をしているんだろう…そう思う瞬間があります。

自分が、自分ではないみたいに感じる。
時間と自分が切り離されたような、奇妙な感覚に襲われます。
現実が非現実に思われたりします。

夏の暑苦しさの、魔法?
池のほとりの涼しさに、現実を取り戻します。
ハンゲショウが、揃って風になびく時、
自分をそこに見つけます。