呼吸のように・・・

俳句のエッセー

聖書の言葉

聖書に書かれていることを「御言葉」と表現したりします。

御言葉とは、「神のことば」という意味です。

よく、キリスト者を指して、

「それでもクリスチャンか!」

という暴力的な言葉を吐く方があります。

そう言いたくなるのは、あるいは誰にでもあることです。

ただ、その場合に、

聖書にはこう書かれている。

あなたは、なぜ、これを行わないのか、と、

他人様を批判する材料にする方があります。

よくあります。

御言葉を他人様に対して適応させようという態度ですね。

これは明らかに間違っています。

御言葉の適応は、絶えず、

自分自身に対して行われるものでなければなりません。

「右の頬を打たれたら、左の頬を出しなさい」

と聖書に書いてあるから、という理由で、

殴りかかって来る人があれば、当然、抵抗致します。

自分の暴力のために御言葉を使い、利用しようとする人に言いたい。

御言葉は、あなたに適応されるべきものであると。

つまり、あなたが、右の頬を打たれたら左の頬を出すべきであって、

それを他人様に対して要求してはならないということです。

御言葉は、自身に対して語られていることであり、

人様を裁く道具ではない、ということです。

善悪の基準にはなり得ますが、

他人に対してのみ、適応されるものではないということを

よくよく理解しておかれるべきでしょう。

人は、罪人なのです。

そのための十字架であり、その十字架の救いを信じているのが

キリスト者です。

分かります?

やみくもに罪を赦すのがキリスト者、ではない、

ということですね。

覚悟した方がいいかもしれませんよ。