呼吸のように・・・

俳句のエッセー

名鉄、撤退

ついに、この時がきました。

思えば、電車で持っていたところですから、

コロナで人の移動がなくなり、大丈夫かと

私ですら心配しましたが、ついに、という感じです。

帰るところがあっていいではないですか。

よく頑張りました。

時代は動いている、それだけのことです。

ドレニファソラシド

めいてつまるこし

というコマーシャルを覚えている人は、多くないでしょうか。

メイテツマルコシ

シコルマツテイメ

これは、「丸越」から「名鉄丸越」に変わったときの

オープン時のテレビコマーシャルでした。

そもそも「丸越」の「越」は、「三越」の「越」です。

三越百貨店が「越」の字を残して撤退。

「丸越」となり、林家さんへ。

そして、名鉄資本が入り、社名変更し名鉄丸越百貨店となりました。

「エムザ」と店名を変更してからは、

それほど時間が経っていない気がしますが、どうでしょう。

社名は名鉄丸越百貨店のままでしたが、

この度、ついに、名鉄が撤退。

コロナが引導を渡した結果になった、というわけでしょう。

さて、金沢はどうなりますか。

日本はずっと不景気のままです。

何が悪いかは、目に見えていると、わたしは思います。

観光客ばかりが増えても、物が動かないし、

過当競争でいいものがいい値段で取引されません。

誰が見てもおかしいでしょう。

人を軽んじない社会になれば、根底から変わります。

社会は有機的なつながりを持っています。

現在の世界の情勢と無縁ではありません。

国民を、世界の人々を、奉公人のように使ってはならないのです。

本当の豊かさを、今一度、考えてはいかがでしょうか?