呼吸のように・・・

俳句のエッセー

感謝を込めて

私は、俳句結社「雉」に所属しています。

2011年8月に、紅頬集(会員)の巻頭となり、

2012年1月より、同人となりました。

この度、2020年度新人賞に、私の姉が選ばれましたこと、

雉同人の皆様、そして句会にてご指導くださいました先生方、

句友の皆様に、心より御礼申し上げます。

有難うございました。

「雉」新人賞は、同人会が推薦し、

その結果を、主宰が承認して決定されます。

私が同人になったばかりのころは、同人全員が推薦書を書きましたが、

ここ数年は、同人会の選定委員が推薦して、決定されるようです。

私のような立場では、どなたが選定委員であるのかさえ知り得ません。

大変、厳粛なものです。

まず、一年間の成績を調べ、

次に年齢や、俳句歴などを検討し、決定されるようです。

新人賞決定後も、主宰より正式な書面が届くまで、本人にも知らされません。

姉は驚き、喜んだというより緊張しまして、

これからどうしよう…という不安ばかり口にしています。

それほど、これまでのびのびと

欲もなく俳句を楽しんでいてくれたと知り、私も嬉しく思いました。

新人賞という名からして、年齢が若くなければいけません。

会員の年齢が高くなる中、少しでも若い方が有利に違いないので、

私は、若い方には是非にと励ましています。

毎月の投句は欠詠せずに、5句掲載、秀句を目指しましょう。

姉の年齢ですと、新人賞としてはギリギリかと思いますが、

なんとか許容範囲だったようで、嬉しいやら恥ずかしいやら、複雑です。

これで、姉も2021年 令和3年1月より「雉」同人です。

姉は、姉ですが、

俳句年齢、同人年齢は私の方が上ですので、

面倒みないといけないのかと思うと、ちょっと厄介です。

が、何とか励まし合い、学んでいけたらと願っています。

どうか未熟な二人ですが、

温かく見守っていただけたら幸いです。

宜しくお願い申し上げます。