呼吸のように・・・

俳句のエッセー

アベノマスク

マスク二枚、届きました。

幸運にも、汚れも黄ばみも無いようです。

「来た!」

と、思わず言ってしまいましたが、

これはこのまま、使わずにおいておくつもりです。

使い捨てマスクは流通し始めましたが、

マスク作りを楽しんでいる私は、依然として手作りを愛用しています。

先日、行政からの購入券で、使い捨てマスクも買いました。

こちらも、ときどき使います。

手づくりマスクは、市販のものより汗に弱いので、

用途に合わせて使い分けています。

いつか、布マスクも使うことがあるでしょう。

さて、聖書にはこうあります。

 人間に頼ることはやめよ。鼻で息をするだけの者に。

 人に何の値打ちがあるのか。(イザヤ2:22)

人は鼻で息をします。

動物はみなそうだと思いますが、

そのように表現された「人間」は、頼るべき存在ではないと言います。

マスクで鼻を覆い、自分を守りますが、

そんな人間は、マスクがなければ、ウイルスひとつにも

命を脅かされる存在にすぎないと思うわけです。

人は、ウイルスを前に、何も手を打つことができません。

触れないようにするのが精一杯です。

世界が一変することになりましたが、どうしようもありません。

ですが、この中にあって、

主は生きて働いておられます。

主は、ウイルスに負けることはありません。

主は私たちを愛し、私たちが喜び、感謝するようにさせてくださいます。

この苦難の時、たくさんの証明を得ました。

神様のなさったことを、一つ一つ思い起こし、

分かち合い、語り伝えましょう。

私たちは人に頼りません。

あなたに祈ります。

天の下には時があり、すべての出来事に時があります。

主なる神は、その時を備えてくださっています。

留まるようにされた者はとどまり、

歩き出すようにされた者は、歩きだせばよい。

主が導いてくださる。

今が、その時。

人の心には、感謝と讃美しかありません。