呼吸のように・・・

俳句のエッセー

カレンダー

書棚を整理していて、発見しました。

古いカレンダーです。

マザーテレサの言葉が書かれていて、大切にしていました。

読み返して、胸に落ちていく言葉があり、じみじみしていました。

暦にサイクルがありますので、

これが今年のものと同じならば、掛けることができるのに

と思って見てみると、なんと、

今年、2020年と同じであることがわかりました。

出てきたのは、2015年のカレンダーでした。

早速、壁に掛けてみました。

思い出します。

この年のクリスマスプレゼント用に、教会でオリジナルカレンダーを作りたいという案があり、

なぜか、アイディアを出してもらえないかと、お話をいただきました。

その条件は、

まず、A4サイズまでの大きさで、一枚に一年分をまとめること。

A4までというは、郵送する場合、封筒がA4だったからです。

出来れば大きな文字で、遠くからも見ることができて、

出来れば、メモも書けるようなスペースがあればいいこと。

教会行事をすべて書き入れてあること。

お分かりの通り、これは物理的に不可能です。

そもそも無理だからこそ、私たちに声がかかったのであって、

誰でもできるなら、私たちになんて声がかかるはずがありません。

そこで、参考にしたのが、このカレンダーでした。

見開きで二ヵ月ずつの暦が見られる形式の、冊子型カレンダーでした。

サンプルで作ったのは、A4を折りたたんだサイズでしたが、

皆で話し合っていたとき、気がついたのです。

A3を二つ折りにすれば、A4になるということを、です。

それで、冊子型で、2ヵ月ずつの暦と教会の写真とを併せて展開する

オリジナルカレンダーが生まれました。

計算してA3サイズに印刷し、二つ折りにして束ねて、

ホッチキスで止めるという、すべて手作り、婦人会総出で仕上げました。

私たち姉妹は、それから2年間、担当させていただきましたが、

今も、別の方が、毎年絵柄を変えたりして続いています。

すべての始まりが、このカレンダーでした。

私と神様との大切な思い出です。

神様、あの時は有難うございました。

お世話になりました。

また、何かありましたら、お願いします。