呼吸のように・・・

俳句のエッセー

三つ葉

お天気でしたので、突発的に草刈りしました。

コロナ禍のなか、不安な分析もあり、

かくなるうえは畑でもしようか、とも思ったりしますが、

残念ながら、それだけのスペースはありません。

せいぜい、刈残した「三つ葉」が増えていまして、

生長したら味噌汁にでも入れようかと楽しみにしています。

数日、雨がありませんので、草刈りにはちょうど良く、

サクサク取りました。

が、引けばさっと散る、子蜘蛛。

一塊にひしめきあう、ダンゴムシ

鎌に、ぐにゃぐにゃする蚯蚓

色鮮やかな、百足。

つやつやと角を立ててゆく、蛞蝓。

珍しい生き物に合いました、蛞蝓。季語ですね。

ただ、素手で刈り取っていたので、段々と気分が萎えてきたのは確かで、

畑には向かないかもしれないと呟いていました。

初めて発掘に出た時、休憩室の畳に虫が歩いていて、

その時も、「もう無理かも」と思いました。

虫は嫌いではありませんが、子どもの頃のように、平気でもありません。

休憩中は、全くの人間の空間であって欲しいというのが願いでして、

休んでいるときに、こっそりと近寄って来る小さな生き物は、

ちょっと勘弁してほしかったですね。

いろいろ出現しますが、楽しんでいます。

梅雨になったら、オカメナンテンを土に落とそうと思います。

元気に成長してくれることを願います。