玄関先に、少しだけ土を残しています。
そこに、紫陽花や紫式部、楓など、育てています。
今、芽吹きの季節ですが、土の面には、
杉菜や土筆が並んでいます。
以前は、土筆はなかったのですが、どこからか飛んできたのでしょう。
手に触れると、ひらっと花粉が零れました。
朝の露がきらめいています。
草木を愛でる私のうなじに、朝日が差しました。
あたたかな日差しを、うなじに受けながら、
土筆を、じっと観察して飽きません。
あたたかさも、全身に伝わり、しばらくは、
気持ちのいい春の朝を満喫しました。
春は、解き放たれるような自由さがありますね。
明るくて、心が弾みます。