呼吸のように・・・

俳句のエッセー

神様の約束

人の目には悲惨に見えることも、

神様には違うということもあるそうです。

あれから、わからなくなったことがありました。

あの人は、神様に見捨てられたのでしょうか。

神様は、傍にいて下さったのでしょうか。

なぜ、人は傍に居ることができなかったのでしょうか。

なぜ、孤独のままに死ななければならなかったのでしょうか。

ずっと疑問に思っていました。

それは今も変わりません。

が、神様の約束があり、

人の目に見える最期と、神様の約束は、一致しないものらしい。

最期、悲惨な十字架の死を遂げたイエス様は、

王の玉座に着かれました。

神様を信じて生きてきた人でも、

平安ではない最期もあるというのは否めません。

しかし、神様の約束は、最期の有様とは違い、

天の国で、果たされることなのでしょう。

あの人も、あの人も、今は、天の国で安んじておられるのでしょう。

神様の約束通り、永遠の命に入っていかれました。

天の国は、どのようなところかは分かりません。

私の想像は貧困で、フランス料理を召し上がっているとか、

美しい観光名所を巡っているのだろうとか、

そんな事しか思い浮かびませんが、

実際の天の国は、想像できないほどに素晴らしい世界なのでしょう。

そう考えると、少しだけ気が楽になりました。

 

神様との約束によって、今は、平安の内に、

神様と共に過ごしていらっしゃると、

心から信じることができそうです。