呼吸のように・・・

俳句のエッセー

片岡茂太郎長老 帰天

11月13日、片岡茂太郎長老が帰天されました。

この時が来てしまいました。

おそらく、地上では、

もう私のことなど、忘れてしまっておられたと思います。

天国で再会できると思ったのですが、

天国では、たくさんの旧知の方々がお見えですし、

やはり、わたしのことなど、忘れてしまわれるだろうと

想像したりしていました。

ですが、今、この時を迎えて、

素直に思います。

天国で、もう一度、お会いしましょう。

その時を楽しみに思えます。

長老は、もう肉体の痛みも、辛いことも、

精神的な孤独や、虚しさも、もうありません。

全ての苦しみから解放され、

涙はイエス様が拭ってくださいます。

長老、良かったですね。

もう、長い戦いは終わりましたよ。

戦中、たくさんの仲間を見送られました。

戦後、教会の方も送って来られました。

ついにご自分の番が来ました。

神様の御許へ帰ることを夢見て、

天を仰ぎ、希望をもって最晩年を歩いてこられました。

本当の歳晩年、心揺さぶられることもおありでしたが、

雄々しく生きて来られました。

もう十分だと、主は御許に召されたのでしょう。

この時を、主はお選びになりました。

今、安らかに神の許にいらっしゃることでしょう。

小春の暖かな日でした。

空が青く、白雲が輝いて流れていました。

長老、今度は天国でお会いしましょう。

その時まで、私たちの地上の歩みは、

若干の試練と共に続きます。

どうか、見守っていてください。

それまで、さようなら。

お別れに、「茂太郎」伝の最新版をお届するつもりです。

地上では、読了していただけなかった拙文ですが、

どうか天国でお読みください。

エス様、神様に宜しくおつたえください。

 

          平成30年11月14日