リーストコイン
それは、その国で、もっとも小さいお金を献金し、
世界に役立てようという教会の活動です。
日本では、一円玉、ということになります。
なぜ小さなお金かというと、
無理なく、喜んで献金できるように、ということだそうです。
1956年の秋、アジアの各地の教会を訪ねていた
インドのシャンティ・ソロモン夫人が、
世界の和解と平和のために祈り、
どんな人にも必ずできる献金の方法を考え、
「リーストコイン」を思いついたそうです。
誰もが無理なく、喜んでするリーストコインの活動は、
誰もが献金によって、誇ることもないということでしょう。
「やもめの献金」で知られる聖書の話のように、
金銭の価値は、人それぞれに違いますし、
神様は、たんなる金額ではなく、心を見て居られます。
例えば同じ1000円でも、大人なら小さくとも
子どもがお小遣いから納めれば、かなりの大金です。
リーストコインの活動は、
本当の意味での、心を問うものだと言えるかもしれません。
何を捧げるのか、どれだけ捧げるのか、
その思いを、神様は受け止めて下さるでしょう。