2017-10-27 大南風 石室の奥壁あらは大南風 田島 和生なるほど!「大南風(おおみなみ)」ですか。 思わず口にしました。 「石室」とは、古墳だと思います。 遠雷の聞こえて来た塚の中へ入っていらして、 あるいは、覗いて、奥の壁まですっきりと見通せたのでしょう。 「大南風」という季語が活きて、奥まで見通せる空間を物語っています。 季語は俳句の中心。季語が俳句の命です。 脱帽しました。