呼吸のように・・・

俳句のエッセー

朝顔の実

すっかり涼しくなり、
先週まで、あれほど暑かったことが嘘のようです。
気負うつもりはなくても、何かとせわしくしています。
家人が入院、手術をしました。
回復力は動物並みで、驚くほどです。
本人の希望としては、誰にも気づかれないで治療を終え、
元気な姿で戻って来たいということなので、
一応、内緒にしてあります。
たくさん咲き揃っていた朝顔も、青い実がたくさんなり、
毎朝の花は、見られなくなりました。
不思議なのは、青い朝顔が、しぼむと赤色になるということ。
まるで赤い花が咲いていたかのように、赤く細く萎れています。
種になるまで、どれだけかかるでしょうか。
世の中には、時間が必要な場合があり、
根性では短縮できないことがあります。
しかし、面白くない時間は短い方がいいわけでして、
姉も、出来る範囲で、リハビリに務めていることでしょう。
出来る範囲を超えることはできません。
それを間違えると、ややこしいことになりますので、気をつけましょう。
股関節を手術して、足が1㎝伸びたそうです。
どうせなら、5㎝ほど伸ばしてもらえばいいのですが、
そううまい具合にはいきません。
1㎝伸びただけでも、筋肉が伸ばされて、ひりひりとかなり痛むらしいです。
大変なことです。
さて、次の日曜日は、金沢句会です。
田島和生先生がお見えになります。
張り切って句作しましょう。
楽しい句会にしたいですね。