呼吸のように・・・

俳句のエッセー

四月馬鹿

4月1日は、エープリル・フール。
一年に一度、嘘をついても赦される日です。
万愚節」とも言います。
「この日に限り、誰でも相手をかついだり、罪のないいたずらをしたり
 することが許される。かつがれる人をエープリル・フール、
 訳して「四月馬鹿」という。」
         (「風」俳句歳時記 沢木欣一編 平成8年)
かつがれた人は、四月馬鹿。
だまされても笑える嘘であれば、楽しいものです。
今日は、何かいたずらをしましたか?
週末とあって、どこも賑わっていたことでしょう。
普段、閑古鳥のお店も、今日は大賑わい。
どうしてこんなことが、と不満も言ってみたくなります。
行手を阻む、人、看板、などなど。
些細なことも俳句になります。

  四月馬鹿通行止めの札ばかり   ちえり

拙句です。