呼吸のように・・・

俳句のエッセー

悪魔の嘘つき2

悪魔の嘘つきは、また、このようなことも言ってきます。
真面目は結構だが、損をしては面白くない…
そんな輩を五万と知っている。
馬鹿を見た、馬鹿を見た、真面目にやっても誰も褒めない。
正義はなかった。
何をしても、強いものが正義となるのだ。
強いとは、この世の財産…地位、名誉。
これさえあれば、誰も何も怖いものはない。
信じるな、何も。
憐みとは、負け犬の求めること。
幸せは、ほかの誰でもない、
お前だけのものだ。
自分だけのために、自分だけが良ければいいと、そそのかします。
人は一人では生きられないというのに、
ただ一人、勝ち残れと言います。
権力に迎合し、やがて、自分がその地位に就く。
自分は王になるのだ、と思い込ませます。
神はいないとささやき、永遠の命も、正義も否定します。
今が良ければいい、我が身さえ良ければいい。
そう思い込ませるのです。
主なる神は見ておられます。
たとえ、人をごまかせても、神をごまかすことはできません。
あなたの知っていることは、神もお知りになります。
あなたしか知らない悪も、神は知っておられるのです。
神は生きて働いておられます。
傍に来ておられます。
主なる神のおきてをまもり、幸いを得ましょう。
主に従うものには、必ず祝福をくださる神です。
幸を得るのに、貧しい行いは必要ないのです。
神は、あなたを幸いへと招いておられます。
つまり、悪魔の手から、あなたを救うため、
今も働いておられるということです。