呼吸のように・・・

俳句のエッセー

春祭

今日から連休です。
今日は、あいにくの雨でしたが、心は晴れやか、だったことでしょう。
午後近くになり、ようやく晴れてきて、
わが町の歌舞伎山のお披露目の時刻となりました。
歌舞伎山、昭和30年を最後に、
もう人目に付くこともなくなった、歌舞伎山。
以来、倉庫にしまわれたままでしたが、
今日、ついに一般公開となりました。
手入れもされておらず、塵、埃を払うのが精いっぱい。
しかし、かつて歌舞伎山にかかわったという方々が、
たくさんいらして、思わず大盛況でした。
古いチラシに、私の祖父の名前も見つけました。
今は、半減した、商店街のお店の数々。
それら一つ一つが、資料として残されていました。
町内で大切にしてきた歌舞伎山。
今、修理するお金が、この町内にはありませんが、
いつか何かのために用いられますようにと、願います。
町の誇り、歌舞伎山。
伝統文化は、継承されることがもっともですね。
今日は、貴重な一日でした。