呼吸のように・・・

俳句のエッセー

流星

今夜は流星を見ようと楽しみにしていたのですが、
あいにくの曇り空で、月も星も見えませんでした。
諦めきれずに空を仰いでいましたが、
寒くなってきたので、戻ってきました。
残念でした。
「流星」は秋の季語です。
「流れ星」「走り星」「夜這星」「星飛ぶ」「星走る」
など、いろいろあります。
秋と言いましても、8月ごろです。
夏休みも終わりごろの、キャンプファイヤーの感じでしょうか?
いかにも青春のイメージでもありますね。
幼い願いを、流れ星に託した思い出は、どなたにもあるのでしょう。
その多くが大気圏で燃え尽きてしまう宇宙の粒子に、
命を思う俳句も少なくありません。