呼吸のように・・・

俳句のエッセー

曼珠沙華

シルバーウィークも終わりましたね。
充実したお休みだったでしょうか?
お仕事の方も多かったことでしょう。
リゾートを支えているのは、このような方々です。
有難うございました。
連休、最後の今日、写真展に出かけました。
お知り合いの方のギャラリーのこけら落しです。
写真も素晴らしかったですし、町家のギャラリーも居心地が良かったです。
冷暖房の設備はなく、秋風と共に、秋蚊がやって来るので蚊遣りをします。
日本を思わせるその香りに、異国の写真も違和感なく共存していました。
撮る方の視点が表れる写真は、核となる思いが町家と合っているのだろうと
良く分からないような思いを抱きました。
つまり、日本人ということでしょうか?
あるいは、手がけた方々、皆、キリスト者だからでしょうか?
お祝いの花束が届き、甕に錦木など活けられて、
会場をより華やかにしていました。
その中に、曼珠沙華が活けられた花器がありました。
框に置かれた曼珠沙華は、揃って美しい蘂を伸べていました。
曼珠沙華が好きだというFさんが活けたのだそうです。
齢七十にしてときめきを抱いたという、曼珠沙華
俳句にならないかと頭をひねっておられました。
その感覚が、私を魅了します。
いつまでも若々しくいらしてください。
祝福をお祈りいたします。