呼吸のように・・・

俳句のエッセー

月の夜

父母の法要を行いました。
父は七回忌、母は十七回忌です。
様々に思い出されました。
特に、最期の時を、思い出しました。
今でもはっきりと覚えていて、
それほどの時間が経ったとは思えませんでした。
どなたも言うことです。
「まるで昨日のことのように…」
法要のあとのお斎は、父の好きだったお店へ行くのも定番となりました。
その後、家に戻り、仏間をお掃除しました。
掃除機をかけ、畳を丁寧に拭きあげていると、
つやつやと畳が一瞬かがやいて、またもとの色に戻りました。
今日の月齢は28。
明日は新月だそうです。
それでも、月が出ていた方が、俳句らしいと思いませんか?
少し、心情を景色に盛り込んで、月を詠んでみたいと思います。
明日は、句会です。