呼吸のように・・・

俳句のエッセー

青無花果

無花果の葉」は、春。
無花果の実」は、秋。
今頃は、「青無花果」ですね。
無花果の実は、まだ、青く、固い。
柿のように、小さな実をいくつか落として、
より良い実がなるように数を減らすそうです。
教会の無花果は、白いちじく。
イスラエルを旅行したある牧師が、
杖として用いた無花果の木を持ち帰り、
試しに土に挿したところ、なんと根付いたそうです。
その白いちじくをいただいて挿したものが、私たちの教会に育っています。
枝を伸ばして、葉も大きくなり、アーケードさながらになっています。
緑のアーケード。
牧師室から牧師館へ行く径です。
無花果が育ったら、愛餐会に出されます。
イスラエル無花果の関係を知っているのは、
キリスト者以外では、稀だといえるでしょう。
聖書に登場する無花果にまつわるお話は、どれも印象深いものです。
一度、ひも解いてくださいね。